2006年10月アーカイブ

私の中ではこの秋の目玉だったので、期待しすぎて外された。これといった山場はなく、ああもしかしてここが見せ場?なんて映画を見ながら冷静に感じてしまうのは物足りない。時代設定と映像の雰囲気は好き。

ヨハンソンの古典的な美しさとアンバランスなぽってり唇、どうしてもそこばかり見とれてしまう(よね?)
このような良質な映像と音楽でヒデヨシに会えるなんて、思いもしなかった。原作は大人向けなのに、映画は子供向けに作ってある。勧善懲悪でポケモンみたい な展開は残念。そんな中で相変わらず食い意地を貫いているヒデヨシの描き方は嬉しい。また会いたい。あの世界をもっともっと映像で見たい。

紅マグロ最高!
温泉がハワイに、女子高生がダンサーに・・・ばかばかしいと思われる発想を実現させてしまった町。こんな一致団結の時代があったのだろうか。常磐ハワイア ンセンターには子供のころに連れていってもらって、温水プールにはしゃぎ、お姉さんの腰つきにウットリしたっけ。炭鉱を舞台にした名作の「ブラス!」や 「リトル・ダンサー」と重なる脚色があざといが、後半は涙が止まらなくなってしまった。

トヨエツ、松雪さん、かっこよさを捨てているところがかっこいい。
貧乏と不幸で泣かせよう・・・なんて、絶好調な邦画が続く中で、的外れというか時代遅れというか、好きじゃない。この歌がもともとお兄さんに捧げられたも ので、その有名な歌をモチーフに映画を作らなければならなかったのだろうが、無理に話を合わせて余韻がなくなってしまったような。

沖縄の風景が美しく、ステキなシーンはたくさんあった。
それと、キラキラと輝いていた主演のふたりに星をひとつづつ。

妻夫木くんは、鼻をつまんでクシャミをがまんしているのではなかった。
印象的な映像で初恋が感じれられた。
彼女を大切に思うあまり抑えられていた感情、それが一人になってあふれる慟哭のシーンは胸が痛んだ。少年はあのように泣くもの?
説明的な語りはいらなかったかも。

グランマが主人公だよね、と思うぐらいにかっこよかった夏木マリ
爽やかなファンタジーだった韓国版に比べて、いまいち恋愛に踏み込めない大人の物語にできている。家族関係や、仕事を通した人生観など、オリジナルのエピソードに深みがある。オチがわかっているのに祈りたくなるラスト。
こんなしっとりとした映画も意外に似合う二人だった。

「スピード」に続いて、またもや異常な状況下・・・教訓は生かされるのか?といらん心配したりして。