2007年3月アーカイブ

もう本編?と思ったら「ゲゲゲの鬼太郎」の予告だった!実写のビジュアル似過ぎでは?
それから本編になってもギンコが鬼太郎に見えてしまった。
原作を知らないので何が悪いのかは分からないが、とにかく退屈。たまに面白いシーンはあるんだけど。私が途中で帰りたくなった映画は珍しい。
オダギリジョーでなかったら見なかった。
愛に満ち溢れるわけでもなく、支えあうでもない、ごく平凡な家族。衝突しながらも一緒に暮らしている、実際の家族とはこういうものと思う。しかし文化大革 命前前後の中国映画はありふれているので、ちょっと退屈。娘のエピソードだけで十分な長さだった。少し面白かったのは長男のお話。
映像はところどころハッとするように美しい。
手を伸ばして触りたくなるぐらいにフワフワなペンギンたちが歌う、踊る、海の底で泳ぎ、氷河の上をどこまでも転がってゆく。楽しい!これだけ映像が魅力的なのだからテーマはもっとシンプルでいいのでは。盛り込みすぎて後半疲れた。
見逃していたので文芸坐で。候孝賢として期待するのはやはり第1話のようなピュアな恋。カメラがあまり動かずに一定の視点から登場人物の日常を観測するよ うに見せる、穏やかで美しく、静かに流れる時間を感じる。その点では第2話も同じだが、無声にした意味はわからない。映像と字幕が交互に表示されるのは、 せわしなくて、余計なことに神経を使ってしまう。第3話はあまりに現代的で、痛々しくて辛くなった。
今はもうない壁のむこう側の時代。描かれているのは国家の歴史でもあり、愛の物語でもある。
感情を見せないおじさんが、いつからあの気持を抱き始めたのか?この経過は分かりづらくなっているのだが、その分、余韻と想像を残してくれるのがいい。
歴史的大事件によって映画は終わるのかと思ったら、数年後、そして更に数年後と、丁寧に描かれる。見た人は何度も思い出さずにはいられないだろう。胸に染み入る最後の言葉を。

ポスターのおじさんはソナタを聴いているのではなかった。いや、ソナタも聴いていたんだけど。
ビビッドな写真の世界をそのまま映画に持ち込んだのは面白い。華やかで非日常な花魁の世界を描くのには効果的だった。
しかし、脇役たちの気迫ある演技に対し、主役には色気も演技力もない。すぐに飽きた。イマドキの女性スタッフによる製作を売りにしておいて、「やっぱり女の幸せって・・・」という古風な結末もお粗末。
椎名林檎の歌がとてもいいんだけど、映画には合ってない。