ラスト、コーション

トニー・レオン目当てで見たが、時代に翻弄されるヒロインが印象的。
演劇部の学生である素朴な少女が、スパイとして愛人を演じている時の強さと美しさに、胸をしめつけられる。
話題のシーンがあまりに強烈なため、いまいち物語に入り込めない部分もあった。不謹慎ながら「そのポーズはいったい・・・」と肝心なシーンで笑いたくなってしまった。だが、あそこをしっとりと描写しても、意味がないだろう。ああすることでしか、二人はお互いを確かめられなかったのだから。

あのタイミングでヒロインのあのセリフとは、宝石に目がくらんだように見える。

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