2008年6月アーカイブ

子供がたくさん生まれる村の話。
村にそぐわぬ美しいヒロインが霊視をおこなう前半のオカルトっぽいエピソードは、これだけでも十分映画になる面白さ。それが3回もあるため、どこが子沢山に繋がっているのかまったく読めない。
後半にヒロインの秘密が明かされると、そこからは怒涛のようなシーンの連続だ。流れに身をまかせるしかない。
宝塚出身とは後から知ったヒロインの大胆すぎる演技は、色っぽいのかおかしいのかよく分からない。その美しさに、ただただひれ伏すのみである。
冴えないサラリーマン役である主人公(田口トモロヲ)が、最後に変身しちゃう展開は好きだな。人間はなぜ不幸を感じるのか、とてもよく分かった。
これはおとぎ話なのだ。

回想シーンになると切り替わる、切り絵のようなアニメがかわいい。

19年も待たされた幻の続編!
冒頭にあの帽子の影が見えたときには感慨深いものがあった。
ハリソン・フォード、CGじゃないよね?なんて、目を凝らして見てしまったアクションも健在だ。なによりも嬉しいのは、初代ヒロインが出てきてこのエンディングを迎えるとは、期待以上のサービスだったといえよう。

ケイト・ブランシェットと言われないと気が付かないあのおかっぱ頭に、ロシア語なまりの英語がクール。
続編は世代交代?と思わせるシャイア・ラブーフにも期待してしまう。
ナショナル・トレジャーやハムナプトラと、人気の類似映画がある中で、やはりインディ!と思わせるあのぶっ飛んだ結末は、ただの冒険ものではなかった証拠なのだ。

もうほんとに文句なし!見れて良かった!
・・・といったところで、前作で不老不死の杯を飲んだはずのお父さんはなぜ?

シークレット・サンシャインとは、密陽という韓国の地名であり、不幸な女性はこの地名に何かを期待して移り住んだのだった。それでも災難が続き宗教に走る彼女であったが、やっとの思いで得た宗教観をくつがえされる場面が淡々としながらも強烈だ。
人間は何かにすがらなければ生きられない。それは家族であったり、宗教であったり、虚栄心であったりするのだろう。
彼女はいったいどこに向かっているのか、つかめないまま終盤は飽きてしまった。
それでも、いつもに彼女を照らしているものがあることに救われる。その存在に、彼女は気が付いたのだろうか?
息つくヒマもない得意の展開。
いつもかっこつけてるイメージの佐藤浩市だが、こんなに面白い人とは知らなかった。
ただ、前回の「有頂天ホテル」が好きだったので期待が大きすぎたのかな。特には面白くないし、印象にも残らない映画なのだ。豪華すぎるキャストにも気になって集中を欠いたのが残念。

慎吾、まだ路上で歌ってたな。

大学生が宇宙を作る話。
天才美少女が出てきたり、ほのかな恋をからめたり、かつての角川が復活したような元気な映画だ。
原作では大学生だという主人公が、映画ではワケあって寿司職人に変えてある。そのおかげで難解な物理用語の説明が図解で入ったり、スシとアインシュタインのエピソードがクライマックスのキーになったりと、かなりうまい脚色と思った。ここぞというところにステージが用意してあって主人公が熱唱する、という無茶苦茶な設定にもゾクゾクしてしまった。やはり三池監督は好き!

市川隼人は初めて見たけど、セリフが不自然なところがかえって普通の男の子っぽく見えるのがいい。
男性ばかり見にきてたけど、もしかしてアイドル映画?

韓国映画「彼女」シリーズとしての期待を裏切らない、楽しくて切ないラブスートーリーに仕上がっている。
とにかく綾瀬はるかが最強にキュート。目から光線が出ようが、首がぐるぐる回ろうが、上半身だけで○○しようが・・・なにをやってもかわいい!
SFチックなラブコメと思っていたので後半の展開には度肝を抜かれるが、映像的には意外な見所。
結局、努力をしたのは未来の自分で、主人公はいつも彼女に守られているだけ。どらえもんの美少女版といってもいい。サイボーグを愛してしまうさえない主人公に、小出恵介もぴったり。

ラスト数分の付け足したようなエピソードで興ざめになるか、胸がいっぱいになるか、分かれるところであろう。このシーリズが好きな私にとっては、もちろん嬉しいサービスなのだった。