2008年7月アーカイブ
特殊メイクで誰が誰だったのか見ている途中には分からなかったが、あとでキャストを見るとだれもが主役級という豪華キャストである。幸運にも、舞台挨拶付き試写会で見ることができた。
脳内世界をCGで描くのが得意な中哲也島監督の最新作は、ホラーのようなファンタジーのような、飛び出す絵本の世界だ。さえない大人たちが天使のような女の子のために奮起する物語と見せかけて、その過程を楽しみ、成長しているのは実は大人たちなのだった。ぬいぐるみと、CGが入り混じるクライマックスは楽しい!ただ見入ってしまった。
皆さん、よくぞあのようななかぶりものをしたと思う。
脳内世界をCGで描くのが得意な中哲也島監督の最新作は、ホラーのようなファンタジーのような、飛び出す絵本の世界だ。さえない大人たちが天使のような女の子のために奮起する物語と見せかけて、その過程を楽しみ、成長しているのは実は大人たちなのだった。ぬいぐるみと、CGが入り混じるクライマックスは楽しい!ただ見入ってしまった。
皆さん、よくぞあのようななかぶりものをしたと思う。
映画を見ているひととき、しばし暑さを忘れて軽井沢にいたような気分になれる。
それぞれにうまくいかないリアルな日常生活をかかえていえる父と息子の、夏の時間。そこには仕事も携帯電話もなく、飽きるまでひたすらとかっこわるいジャージですごす時間があるのみである。
前半のひと夏のストーリーで終わってくれたら、とても心地よかった。後半は少々説明的。
見るひとを脱力させる、堺雅人の魅力が全開!
それぞれにうまくいかないリアルな日常生活をかかえていえる父と息子の、夏の時間。そこには仕事も携帯電話もなく、飽きるまでひたすらとかっこわるいジャージですごす時間があるのみである。
前半のひと夏のストーリーで終わってくれたら、とても心地よかった。後半は少々説明的。
見るひとを脱力させる、堺雅人の魅力が全開!
親友の定義は難しい。恋人や夫婦と違って一対一の関係ではないし、同意のもとで成立する関係でもない。自分が親友と思っている相手にとって、果たして自分がどういう存在であるのか確かめるすべはない。
そんな微妙なテーマを実に辛辣に描きながらも、心あたたまるパトリス・ルコントの映画である。
寂しい葬式に参列したことから自分の交友関係を見直そうとする古美術商の男。そして、誰とでも仲良くできるが、それが友達の多さには決して繋がらないと自覚するタクシー運転手。ふたりの交流を軸に家族や同僚を交え、話は思わぬ方向へ。
友達リストを作ったらどんなふうになるんだろう。主人公のそれを見ると笑ってしまうが、そのひとりひとりを訪ねたり、夜中に電話する勇気は、私にはない。
変化するって素晴らしい。
たとえそれが中年男であったとしても。
そんな微妙なテーマを実に辛辣に描きながらも、心あたたまるパトリス・ルコントの映画である。
寂しい葬式に参列したことから自分の交友関係を見直そうとする古美術商の男。そして、誰とでも仲良くできるが、それが友達の多さには決して繋がらないと自覚するタクシー運転手。ふたりの交流を軸に家族や同僚を交え、話は思わぬ方向へ。
友達リストを作ったらどんなふうになるんだろう。主人公のそれを見ると笑ってしまうが、そのひとりひとりを訪ねたり、夜中に電話する勇気は、私にはない。
変化するって素晴らしい。
たとえそれが中年男であったとしても。
久しぶりに集まった家族の、夏の一日を描いた映画だ。
仲良さそうな母娘、お互いを認めたくない父息子、そこに孫や嫁が入ることにより利害や妥協が見え隠れするのは、平凡なお盆の光景であり、これといったエピソードはない。その自然なシーンの連続を、樹木希林、阿部寛ら俳優の魅力とテンポのよさで見せるのはさすがである。
何気ない日常のなかで、家族ゆえ踏み込めない領域があることも確かだろう。あのときもっと思いやっていればなどと後悔するにせよ、どうすることもできなのが人生なのだと知る。それでいいんじゃないかな。
「歩いても 歩いても」のタイトルが、あの意味とは驚いた。
以来、ついくちずさんでしまう。
仲良さそうな母娘、お互いを認めたくない父息子、そこに孫や嫁が入ることにより利害や妥協が見え隠れするのは、平凡なお盆の光景であり、これといったエピソードはない。その自然なシーンの連続を、樹木希林、阿部寛ら俳優の魅力とテンポのよさで見せるのはさすがである。
何気ない日常のなかで、家族ゆえ踏み込めない領域があることも確かだろう。あのときもっと思いやっていればなどと後悔するにせよ、どうすることもできなのが人生なのだと知る。それでいいんじゃないかな。
「歩いても 歩いても」のタイトルが、あの意味とは驚いた。
以来、ついくちずさんでしまう。
なぜか夏休みになるたびに放映される「マッハGoGoGo」は、子供のころ大好きだった。今回のウォシャウスキー兄弟による映画化に、期待せざるを得ないかつての子供たちは少なくないはずである。
さて、高まる期待とともに始まったスピード・レーサーは、どぎついネオンのサーキットに目がチカチカ。しばらくワケが分からないなか、これはマンガなのだ!と思いなおすと自然に受け入れることができるのも、懐かしいテーマ曲ならではだ。ラリーに参戦しなければならなくなる過程の説明シーンがもどかしいのは仕方ないか。それをのぞけば、なにもかもがマンガチックで楽しすぎる。
見せ場の連続で一気にもっていかれるクライマックス、私も立ち上がりたくなった!アニメの主題歌をアレンジしたエンディングでは、あのフレーズが頭から離れなくなることうけあい。
ところで、クリスティーナ・リッチっは今回もブタ鼻付けたのかな?
さて、高まる期待とともに始まったスピード・レーサーは、どぎついネオンのサーキットに目がチカチカ。しばらくワケが分からないなか、これはマンガなのだ!と思いなおすと自然に受け入れることができるのも、懐かしいテーマ曲ならではだ。ラリーに参戦しなければならなくなる過程の説明シーンがもどかしいのは仕方ないか。それをのぞけば、なにもかもがマンガチックで楽しすぎる。
見せ場の連続で一気にもっていかれるクライマックス、私も立ち上がりたくなった!アニメの主題歌をアレンジしたエンディングでは、あのフレーズが頭から離れなくなることうけあい。
ところで、クリスティーナ・リッチっは今回もブタ鼻付けたのかな?
永遠にも見える階段が立ちはだかる、冒頭の土合駅から引き込まれる。
当時のニュースを覚えているだけに胸を締め付けられるような場面もあるが、23年前の日航機墜落がテーマではない。命を報道する立場の凄まじさとあやうさ、その中で起こる同僚の嫉妬、部署の対立を描いている。組織で仕事をしたことのある人ならば必ず共感する部分があるだろう。多すぎるぐらいの登場人物の誰もが、良くも悪くも魅力的に表現されているのが素晴らしい。
平行して描かれる現代の登山シーンが、主人公が失いかけた家族とのつながりをほのめかす。昼も夜もない報道現場に、ときおり現代がはさまれることで緊張がとける効果なのだろう、長い時間を感じさせないバランスもある。
強くもあり弱くもある主役の堤真一は、実に合っている。そして、これまでの穏やかな印象を裏切られる堺雅人の気迫ある演技に、いま注目されている俳優だということを改めて理解した。
重すぎる映画であり、また見ることはないと思う。
震えるほどに圧倒された。
当時のニュースを覚えているだけに胸を締め付けられるような場面もあるが、23年前の日航機墜落がテーマではない。命を報道する立場の凄まじさとあやうさ、その中で起こる同僚の嫉妬、部署の対立を描いている。組織で仕事をしたことのある人ならば必ず共感する部分があるだろう。多すぎるぐらいの登場人物の誰もが、良くも悪くも魅力的に表現されているのが素晴らしい。
平行して描かれる現代の登山シーンが、主人公が失いかけた家族とのつながりをほのめかす。昼も夜もない報道現場に、ときおり現代がはさまれることで緊張がとける効果なのだろう、長い時間を感じさせないバランスもある。
強くもあり弱くもある主役の堤真一は、実に合っている。そして、これまでの穏やかな印象を裏切られる堺雅人の気迫ある演技に、いま注目されている俳優だということを改めて理解した。
重すぎる映画であり、また見ることはないと思う。
震えるほどに圧倒された。
香港映画のファンタジーは初めて見たと思う。
頭はフワフワの毛玉で体はツルっとしたスライム状、という宇宙犬(?)7ちゃんのかわいさに悶絶した。
チャウ・シンチー監督だから、無駄なカンフーアクションや度を越したビンボー、日本では許されないジョークなどのお約束も楽しめる。まったくリアリティのない映画もたまにはいいね。
主人公やいじめっ子男子を演じていたのが実は女の子だったとは、あとから知ってびっくり。
わざとらしい吹き替えが、ほほえましさに一役かっていた。
頭はフワフワの毛玉で体はツルっとしたスライム状、という宇宙犬(?)7ちゃんのかわいさに悶絶した。
チャウ・シンチー監督だから、無駄なカンフーアクションや度を越したビンボー、日本では許されないジョークなどのお約束も楽しめる。まったくリアリティのない映画もたまにはいいね。
主人公やいじめっ子男子を演じていたのが実は女の子だったとは、あとから知ってびっくり。
わざとらしい吹き替えが、ほほえましさに一役かっていた。
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