ゼラチンシルバーLOVE

目の覚めるようなファッションに身を包んで毎日出かける女と、女の行動を監視し続ける男。それが何のためなのかは説明がない。宮沢りえの美しさに説明はいらぬのだ、といわんばかり。
ゼラチンシルバーとはフィルムでとった写真を紙に焼き付けた、いわゆるオーソドックスな写真をさす。監督がカメラマンとあってか、どのシーンも印象深い。と同時にあらゆるシーンに深読みを求めてしまうためか、短い映画ながらも疲れる。緊張感を持続できるギリギリのバランスだった。

最後にとりかえしのない形で、女は愛を知ったのか。
むしょうにゆで玉子をほおばりたくなった。

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