心を持ってしまった人形を韓国のペ・ドゥナが演じている。不自然に整いすぎた男性のための肉体とはうらはらに、少女のようにあどけないしぐさと世間知らずの透明感、これを表現できそうな日本女性がおもい浮かばないのは残念だ。メイド姿のかわいらしさに加え、日本語のたどたどしさが最大限に生かされている。
理想の愛玩物が実体化すれば男性が手放しで喜ぶかと思えばそうでもなく、現実はゴメンだという男性もいる。恋の楽しさとせつなさで甘酸っぱくなる前半から、後半は生きる辛さと美しさのようなものが一気に押し寄せた。年初に見たアメリカのほのぼの映画「ラースとその彼女」に似たテーマでありながら、日本独特の残酷さに引き込まれる。
原作漫画の業田良家は、「自虐の詩」の作者だ。
私もあるとき、誰かのための風だったかもしれない。
理想の愛玩物が実体化すれば男性が手放しで喜ぶかと思えばそうでもなく、現実はゴメンだという男性もいる。恋の楽しさとせつなさで甘酸っぱくなる前半から、後半は生きる辛さと美しさのようなものが一気に押し寄せた。年初に見たアメリカのほのぼの映画「ラースとその彼女」に似たテーマでありながら、日本独特の残酷さに引き込まれる。
原作漫画の業田良家は、「自虐の詩」の作者だ。
私もあるとき、誰かのための風だったかもしれない。
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