告白

奇抜な映像で楽しいテーマばかりを扱ったきたイメージのある中島哲也監督が、どんなふうにドラマを作るのかが気になった。原作は読んでいない。
女教師の告白から始まる長い冒頭は、小説だったら挫折しそうだ。そこを映像のトリックだけでなく、松たか子の冴えた演技で一気に引き込ませてくれる。復習劇に翻弄される生徒たちは、ぎこちないところに子供ゆえの浅はかさと繊細さが出ている。映画向きの題材だった。復讐というものが、こんなにも正当化されて表現されることに驚く。
クライマックスは実際にああなったのか、それもとイメージとしての映像なのか?結末をはっきりさせないことで、法的にはどうであれ人間として解決しがたいテーマであることを提示している。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.sysbird.jp/mt/mt-tb.cgi/251

コメントする